あの日から

小学生のころだろうか。
国語か道徳の授業だったと思う。
先生がこう言った。

「感動した」のは「予想外だった」ってことだよ。

感動させるのはもの凄く大変な事だと漠然と思っていた。
しかしこの時、なんだ、簡単な事なんだと思った。

感動するといってもいろいろあるので、こんな安直な思考では目いっぱい広義に解釈して初めて成り立つといったところだろう。しかし、この言葉を聞いた時のインパクトは大きかった。何しろ今ほど情報が溢れていない時代の田舎在住小学生である。

そう、大きかったはずである。
でなきゃ今年で30になる今になってこんな事憶えてないし、実は人と会う時は日常的に実践していることがある。では、感動を与える事が出来ているのか。もちろん出来てるなんて思っちゃいないし、この先も出来るとは思えない。しかし、目いっぱい拡大解釈して、その端緒はギリギリ得られているだろうか。

それは「笑い」。